現在世界中で感染の拡大が続く『新型コロナウィルス』
2ヶ月前までは他人事の様に思えていましたが、もはや普段の日常はなくなり
感染に怯えながら日々過ごしています。
この事態で今私が気になっているのは
これまでに起きた、パンデミックや感染症の流行とその対策
人類は初めて感染症にさらされたわけではないので、過去から学べることがあればなと思い調べてみました。
この記事では
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過去に起きたパンデミックや感染症の流行
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その対策と結果
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現在に生かされていることや、学べる事
などについてお話ししていきます。
言ってしまえば、新型コロナに怯えていて
じゃあもっとやばそうな過去の感染症ってどうやって解決したの?ってことです
めっちゃ長いので簡単なまとめを最初書いてあります。
感染症やウィルスの名前 | 感染が確認された時代 大流行が起きた時代 |
概要 | 感染及び 亡くなった人数 |
天然痘 | 紀元前〜1980年 | 人類が初めて撲滅した疫病 | 1958年 感染者は2000万 400万人が亡くなる |
ペスト・黒死病 | 540年や14世紀に大流行 | ペスト菌によって引き起こされる感染症 | 14世紀の大流行では 1億人が亡くなったと推測 |
結核 | 紀元前〜現代 | エイズの次に人の命を奪っている感染症 | 毎年400万人が亡くなっている |
マラリア | 紀元前〜現代 | 原因はマラリア原虫 | 年間3〜5億人が感染 |
SARS・MARS | 2002年 2013年 |
コロナウィルスによって引き起こされる呼吸器疾患 | 774人 486人 |
インフルエンザ | 1981年 | スペイン風邪 | 4000万人が亡くなった |
2009年 | 新型インフルエンザ | 亡くなったのは1万8449人 | |
コレラ | 紀元前〜現代 1817年頃から 複数回のパンデミック |
汚いお水で感染 | 年間300〜500万人の感染 |
エボラ出血熱 | 1976年〜現在 複数回の流行 |
エボラウィルスによって引き起こされ 致死率がとても高い |
2019年では約900人の感染が確認 |
大体がパンデミックと呼ばれるものそしてWHOのPHEIC(国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態)
に指定されているものなどです。
これらの感染症などに対して、人類はどの様に戦ってきたのかお話ししていきます。
めちゃくちゃ長いので先にまとめを書いておきます
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感染地域や感染方法が特定されているものは近づかない事が大事
エボラ、マラリア、ペストなど
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コレラなどの汚染された物を食べて感染するものは、感染地域などで不用意に口にものを入れない
コレラ
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有効な対象法があるならできる限りする手洗い、消毒、など
インフルエンザを始め全般
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医療関係者に従う病院から逃げ出したり、隔離対象なのに外出しない
全ての感染症に言えるけど、新型コロナなど軽症者が動き回れるものは特に
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情報の共有をしっかりする、国単位でも個人に対しても
SARSなど
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世界中で協力する
天然痘の撲滅は協力があったから、何にでも言えるけど
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ワクチン接種大事
天然痘、結核、インフルエンザ
予防接種をすることで、病名を特定するのに役立ったりもする -
早期発見、早期治療で致死率が大きく下がる
エボラ、結核、ペスト など
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社会的弱者に位置する人が犠牲になるケースも多い
経済的に貧しくても治療が出来るように結核、マラリア、コレラ
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新型コロナでも言われているけど、安全な埋葬が大切
エボラ、ペスト 等
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人畜共通の感染症は、小動物の大量死にも注目する
ペスト
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感染者を見つける特定する、隔離する
何にでも言えるけど、天然痘はそのおかげで撲滅できた
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症状がなくても、治まっていても感染させる力がある事を考えないといけない
インフルエンザ
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解決策が見えていても、医療物資の不足や人材の不足で解決しないことも多いので
自身の行動で感染が抑えられるのなら、正しい行動が大切全てに言える、新型コロナでも問題になってる
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多くの感染症で誤解から差別が生まれ、無駄な犠牲が生まれている
本当に無駄なので冷静な判断が必要
天然痘
天然痘ウィルスによって引き起こされる天然痘は
- 飛沫感染・接触感染によって感染
- 潜伏期間は7〜16日
- 40℃を越す高熱や頭痛、腰痛などの初期症状
- 発熱後に、頭部や顔に皮膚の色に似た豆状の隆起(丘疹)が起こり、全身に広がる
- この症状は内臓にも現れ、肺に現れた時に呼吸困難等を引き起こし、最悪死に至る
- 治癒した場合は免疫抗体がでかかる事はないが、稀に再度発症することもある
- 発症後2〜3週間で丘疹は、痘痕(あばた)と呼ばれる後を残し治癒し始める
- 致死率が20%〜50%
- 天然痘で1番恐ろしいのは感染力
感染者のカサブタが剥がれてから1年間感染力を持つ - 種痘(しゅとう)と呼ばれるワクチンが存在
天然痘と人類の歴史は長きに渡ります
天然痘が確認された最も古い記録は、紀元前1350年
そして天然痘で亡くなったとされる最古の人物は、紀元前1100年のラムセス5世
彼のミイラからは天然痘の痕跡が見つかっています。
日本では、もともと存在していなかったが
6世紀半ば、中国などからの渡来人によってもたらされ、初の感染が起きた
日本での最古の記録として、日本書紀にも天然痘とみられる記録が残されています。
その後、735年〜738年に西日本で大流行などを始め、複数の流行後
江戸時代には誰もがかかる病気と言われるほど定着した。
伊達政宗の右目の失明は天然痘らしい
そのほかにも、豊臣秀頼、夏目漱石、などは顔に感染の痕の痘痕がありました。
人はどう天然痘に戦ってきたのか?
古代から天然痘の脅威にされされてきた人類は、その経験から対抗策を見出しています。
紀元前1000年ごろには、感染者の膿を感染していない人にうつし軽度の感染を起こし免疫をつける方法が行われ
同様の方法は18世紀前半にイギリス、アメリカでも行われました
18世紀半ばにはウシが発症する、牛痘に罹った人間は天然痘に感染しない、と言われ始め
1796年にイギリスの学者エドワード・ジェンナーによって
牛痘の膿を接種したのち、天然痘の膿を接種する実験が行われ、結果発病しないことが突き止められ、この研究によって天然痘のワクチンが開発されました。
この方法は、これまでの天然痘の膿を使った物よりも安全性に優れ世界中で主流になります。
ジェンナーの研究は世界中に伝達され、日本では1823年にシーボルトによって知識のみが
その後、1849年に出島でドイツ人医師オットー・ゴットリープ・モーニッケにより
ワクチンが、実際に輸入され瞬く間に全国に広が理ました。
ここまでは、人類の天然痘への防御ですが、ここから撲滅へどうやったのか?
天然痘のワクチン・種痘の接種が世界中で行われるにつれて、20世紀半ばには天然痘を根絶した地域が現れ始めます。
日本では1955年に根絶
- 世界全住民へのワクチンを計画
- 医療組織や行政の機能していない地域においては、ワクチン接種を困難なため
1967年に、賞金を使い感染者発見に力を注ぐ - 感染者の全1ヶ月前から接触者を調べ、その全員に優先的にワクチンを使う
この作戦により、ウィルスの感染拡散を防いだ。
この作戦が功をなし、1977年を最後に自然感染の天然痘感染者はおらず
1980年5月8日にWHOは、地球上からの天然痘撲滅宣言
天然痘は、脅威的な感染力を持っていたものの
- 感染者を見れば判断できる
- 感染が人だけ
- 有効なワクチンの存在
- 世界が協力していた
などの条件があったことにより、人間によって根絶されたのです!
天然痘 まとめ
- 天然痘は飛沫感染、接触感染する
- 1度かかると免疫ができて滅多に2度感染することはない
- 感染力がすごく、カサブタが1年間感染力を持つ
- 種痘というワクチンが存在
- 感染すると、特徴的な症状があることなどから、感染者の特定が楽
- 人類が撲滅させた感染症
ペスト・黒死病
皮膚が内出血によって黒く変色することから黒死病とも言われるペストは
- 人獣共通の感染症・動物由来感染症
- ペスト菌によって引き起こされる
- ネズミなどの齧歯類についたノミによって媒介
- 野生動物やペットから感染のほか、人同士での飛沫感染
- 感染の仕方や症状によって・腺ペスト・肺ペスト・敗血症ペストに分けられる
腺ペストは、一般的なペストの感染形態
肺ペストは肺を基にしたペストの状態で、腺ペストが進行肺に広がると起こる
ペスト敗血症は、肺ペストまで進行してのち、感染が全身に回った状態 - 感染すると1〜7日の潜伏期間のちインフルエンザの様な症状がでる
- 抗菌剤の治療がなければ、致死率は60〜90%
治療をしなければ、100%肺炎で無くなるとも言われる - 現在も感染は確認されていて、もっとも流行しているのは、マダガスカル、コンゴ、ペルー
2010〜2015年で3248人が感染584人が亡くなっている - 有効なワクチンは無い
ペスト歴史
ペストはこれまでに3度にわたる大流行を起こしている
- 6世紀の『ユスティニアヌスのペスト』
- 14世紀〜17世紀のパンデミック
- 19世紀〜現在の流行
ユスティニアヌスのペストとは、ヨーロッパの記録上最初の流行
541年〜543年に東ローマで発生しました。
このペストで、東ローマの全人口の40%が亡くなった
東ローマの首都コンスタンチノープル市では、毎日1万にが命を落としたとも
14世紀のパンデミック
その名の通り14世紀に起きたペストの世界的流行8000万人〜1億人が犠牲となった。
ペストの感染がアジアで発生した後に、シルクロードや海路を経由しヨーロッパに感染が広がり
パンデミックとなります。
1347年にアジアからシチリア島のペストが上陸、原因は毛皮についていたノミ。
流行の中心のイタリヤ北部では、住民が全滅などが起き
ヨーロッパ全人口の30%〜60%が亡くなった。
また、キリスト教会は原因が『神の怒り』そして、『ユダヤ人が雑居しているから』
として1万人以上のユダヤ人を虐殺したりなどの問題も起きた。
ポーランドでは、アルコールを使い手足を始め、食器や家具を消毒する文化があったこと
ネズミを食べる、狼や猛禽類が多く生息していたため
その後のは19世紀までに感染は少なくなったが、発展途上国では未だエピデミックが起きていて
1994年にはインドで感染が起きました
日本での感染
日本ではペストの感染が起きたのは1896年が最初
中国人船客が、横浜に入港した際のことで中国人病院で亡くなりました。
1899年には、台湾帰りの日本人が広島で発病後、亡くなります
その後半月の間に、神戸、大阪市などで発病者が発生
最終的には、45人が感染、40人が亡くなり日本での初めての流行となります。
最大の流行は1905年から5年間の間に958人の感染が起きた大阪での感染
原因は、輸入された綿花に忍び込んだネズミと考えられています。
日本では1972年以降は感染は確認されていません。
ペストに対してどう対策しているか?
人はペストに対し様な対策をしているのでしょうか?
予防と抑制として
- 人畜共通の感染症であることから
動物でペストの感染が確認された場合周知する
ノミに噛まれない様気をつける - ペストの感染地域で動物の死体に触れない
- 感染源の特定と封じ込め
感染者が感染した場所の特定をし、小動物の死体が大量にある地域を調査
衛生環境を整え、ネズミやノミの駆除を行う - 肺ペスト患者は飛沫感染を引き起こすので隔離する
濃厚接触者を確認し、監視、7日間の化学的予防投与を行う - 安全な埋葬
ペストは、ワクチンが無いことから、感染源に近づかないこと
そして、人畜共通の感染症なのでネズミなどに気をつける様にすることが大切そうです。
ペストまとめ
- ペスト菌を持ったノミに刺されて感染
- 人と人では飛沫感染がある
- 人畜共通の感染症
- 抗菌剤がなければ60%以上治療しなければ100%の致死率
- ワクチンなし
- 感染者が出た地域に近寄らない
感染源近くの野生動物に触れない
感染者の隔離 - 安全な埋葬が重要
結核
結核はエイズの次に人が亡くなっている感染症と言われています。
- 主に結核菌によって引き起こされる
- 日本では明治まで労咳と呼ばれていた
- 症状は、全身の倦怠感・食欲不振・体重減少・微熱が続くなど非特異的(特別な症状がないこと)
- 空気感染し、現在世界の3分の1が結核菌に感染している(大半は無症状)
その為、重症にならないと診断がつかない場合もある - 致死率は診断されて治療を始めて10%
- 多くは肺結核で日本での感染者の80%が肺への感染
- 全身の臓器に感染するので、症状のでは部位の名に結核とつけて区分する腎結核・結核性腹膜炎等
- 有効なワクチン『BCGワクチン』がある
また、薬により治療できる
結核は、紀元前1000年のエジプト・中国前漢の時代のミイラから痕跡が見つかったり
日本では、発掘された弥生時代の背骨から痕跡が見つかるなどかなり古い時代から人に感染してました。
日本には、中国から渡来人が来た際に持ち込まれたと推測。
日本では『国民病』などと言われるほど流行していた時代もあった
昭和初期の統計では、患者が130万人以上、亡くなった人は13万人にもなっていて
これは当時の人口の2%
原因としては、栄養不足や集団生活などが挙げられ
その後昭和26年に結核予防法が制定され、抗生物質などの化学療法の普及に伴って
死者は減少。
BGCワクチンの接種なども行われておりそのおかげで
感染しても発病の危険性が5分の1になっています。
ですが、現在でも結核の発症者、亡くなる方は一定数存在しており注意が必要
平成30年に結核患者として登録されたのは15,590人
厚生労働省は『結核は過去の病気ではない』と注意を喚起。
日本での結核の感染者や命を落としてしまった方の特徴として
- 高齢者、7割以上が高齢者です。加齢の影響は健康問題などによって発病しています
- 社会的弱者、ホームレスなど社会的に弱い立場にあり健康管理などが満足に行いない人の
感染が増加している - 発病しても分からない、『これは…結核!』となる様な症状がない為
発病しても重症化しないと解らないことが多くの人の命を奪う要因となっています
現在の世界ではどうなのか?
前出の通り世界でも結核は多くの人の命を奪います。
世界では年間に1,040万人が結核の新規感染者となり、140万人が亡くなっています。
BCGワクチンだったり、抗生物質だったり。結核に対する『守りと攻め』が
存在する現代でなぜここまでの自体が起きているのか
世界で見ると感染者の特徴は
- 結核で亡くなる人の95%が低所得者、中所得者
- 国で見ると
インドが1位その後に・インドネシア・中国・フィリピン・パキスタン・ナイジェリア
・南アフリカ共和国で全体の64%を占めています。 - HIVに感染していると、発症のリスクが20〜30倍に
- 結核患者の8%に喫煙が関与しているとも言われています
世界で見ても、低所得者などの社会的弱者と言われる人達が結核に感染にまた命をを落としています
じゃあ、どんな取り組みをしているのか?
有効なワクチンがあり、薬もあるのに貧困などさまざまな要因よって発症者や亡くなる方が絶えない
結核に人類はどの様な対応をしているのでしょうか?
結核に対しWHOは
- 結核問題で世界的なリーダシップ取ること
- 結核の予防・治療・感染制御・のために
根拠に基づく政策・戦略・標準対処法を促進
それらの状況を監視 - 加盟国に技術的な支援を行い、持続的な対象法を確立させること
- 世界の結核の状況を監視し、結核の治療・感染制御・財政に関する進展を評価
- 結核の研究計画を具体化、価値ある知見の生産、翻訳、生産
- 結核対策活動に対して、協力関係を促進し組み入れること
などを行い
結核に対し『結核終結への戦略』を提示
世界での目標として2015年〜2030年の間に結核の新たな患者を80%減らし
命を落とす人が90%減る様に防ぐことを掲げました
また、結核の治療が大きくなり家族の負担にならない事などにも重点を置いています。
そして、この戦略が成功するには
- 監視・評価を伴う政府の責務と説明責任
- 市民団体や地域社会との強力な連携
- 人権、論理、公平性の保護促進
- 世界全体の協力に基づく国家レベルでの戦略と目標
を各国が取り入れることが不可欠としています。
結核まとめ
- 結核菌によって引き起こされる
- 空気感染する、そのため世界の3分の1が感染しているとされる
でも大半は無症状 - 有効なワクチン・有効な薬が存在
- そのおかげで感染者減ったけど、油断しちゃダメなのが結核
- 結核は亡くなる方の9割以上が低所得中所得者
- なのでWHOは世界的に結核患者が家族に負担にならないようさ対策をとっている
マラリア
蚊が媒介する感染症マラリア
- マラリア原虫を持った蚊に刺されると感染
媒介する蚊がいなければ感染が起こらない - 1年間に2億2000万人が感染・43万人がマラリアで命を落としている
- 1〜4週間の潜伏期間の後、発熱、寒気、頭痛などの症状がでる
- 5種類のマラリアが存在し
3日熱マラリア・4日熱マラリア・卵型マラリア・サルマラリア・熱帯マラリア - 熱帯マラリアは発症24時間以内に治療しないと重症化の危険
脳症・腎症・肺水腫、などの合併症を引き起こし、時に命を落とします - 流行地は熱帯や亜熱帯
日本では年間に輸入感染症で60人程が発症
輸入感染症・日本には在中しない病原体が持ち込まれて発症する感染症のこと
海外で感染して日本で発症するものと
輸入した、食品や動物に病原体がついていて発症してものなどがあります。 - 治療薬や予防薬も存在
マラリアは、3000万年前の琥珀の中の蚊から見つかっていて
人間への感染は古代ギリシャで確認されていてアメリカ大陸には16世紀日本では渡来人が来ていた3〜4世紀には土着していたとされます。
日本でのマラリア
1880年代までは、瘧(おこり)泥沼熱などと呼ばれていたが、マラリアが原因
1900年代には20万人の感染者がおり1910年頃までは年間1000人が命を落としていた
その後は減少していき、1925年には9万人の感染者
1935年には2万人の感染者まで下がります。
第二次世界大戦が終わった後、マラリアに感染して帰国し発症する帰還兵が43万人ほどいて
土着の心配がされていたが
1946年と47年に合わせて7000人国内で感染者が出ただけで済みました。
1950年代に撲滅され現在の帰国者が感染し日本で発症することがある程度にとどまっています
過去に年間千人の命を奪っていたマラリアがなぜ、撲滅に至ったのか
世界ではまだ猛威を見せているマラリアが日本で撲滅に至ったのは
マラリアを媒介している、ハマダラカの
生息地の水田の環境変化や日本人の生活環境が変わり人との接触が減少したからと言われています。
しかし、地球温暖化などによって環境が変わった場合、ハマダラカの生息地域などに変化が起き
マラリアが蔓延する可能性があるとも言われています。
因みに、マラリアを媒介する可能性のある、過去にマラリアを媒介していた種のハマダラカ
は日本に生息しています。
マラリア、海外ではどの様な状況なのか?
現在でも海外ではマラリアは深刻な問題として捉えれられていて
サハラ以南のアフリカでは特に脅威にされされています。
2015年のマラリア患者の90%、死亡者は92%がこの地域に住む人々です。
予防薬やましてや治療薬まで存在するのになぜこの状況なのでしょうか?
理由は単純に
- 経済格差
- 医療制度において、物資、人的な不足が大きく利用できる状況にないから
の様です。
日本では、媒介する蚊が環境に適応できなかったことでほぼ忘れ去られた病気となったマラリア
しかし、予防策や治療薬まであるのに、格差や医療制度の不足によって世界では大きな問題と捉えられています。
でも逆に言えば、『答え』は分かっているので、医療制度の普及などが進めば世界でも忘れられる病気になるかもしれませんね!
マラリア まとめ
- マラリア原虫を持っている蚊に刺されると感染
マラリア原虫を媒介する蚊がいなければ感染は起きない - 日本ではマラリアを媒介する蚊が環境変化に対応できなかった為
現在国内での感染はない(旅行者が感染して帰ってくことがある) - 予防薬、治療薬も存在
- 蚊を制御すれば、制することのできる、治療薬もあるマラリアの被害があるのは
経済格差で治療ができない
そもそも、医療物資や人的リソース不足
SARS・MRAS
新型コロナウィルスによって最近に耳にすることが増えたコロナウィルスによる感染症
- SARS・コロナウィルスによって引き起こされる感染症
- 2001年の11月に広東省で非定型性肺炎が確認されその後、32カ国に広がった
重症性呼吸器症候群 - 感染経路は、飛沫、接触が主体だけど、空気感染も疑われている
- MRAS・2012年に確認された、ウィルス性の感染症
- SARSと同じくコロナウィルスによる感染症だが別物
- サウジアラビアで初めて確認され、中東が多いですが、ヨーロッパやアフリカ北米など
25カ国で感染が確認された。 - 感染経路は飛沫、接触感染
- ラクダがMersコロナウィルスの保有動物ではないかと疑われている
SARSとMRAS、日本2020年現在流行している、新型コロナウィルスCOVIDー19
同様にコロナウィルスによる感染症ではありますが同じ感染症ではありません。
SARSが感染者8273人、774人が亡くなりました。
MRASが感染者1357人 亡くなったのは486人。
どちらも有効な根治治療は確立されていません
SARS・簡単な時系列と対策
2002年の11月16日
中国の広東省で患者が確認され、その後、広東省で流行が発生する
この際、感染に対する対策は取ったもののWHOへの報告はありませんでした。
WHOに通知したのは2003年の2月この時
305人の感染と105人の死亡が確認される。
この情報共有の遅さが、感染者をふやしたとされ
WHOは、世界的に協力したアウトブレイクへの対応ネットワーク構築を発表しました。
SARSの流行に対して一般的に関心が向き始めたのは
2003年の2月
中国からシンガポールに向かったアメリカ人男性が飛行機の機内で肺炎の様な症状を見せたことから
この際、一般的な対策を取ったにも関わらず医療スタッフへの2次感染が起きたことから
感染危機を恐れた医師がWHOとベトナム政府に連携した対策取りました。
その医師は自身も感染し亡くなってしまいます。
2003年3月
症状と感染力がに対してWHOが注目し、感染拡大を危惧し
グローバルアラートを発令、アメリカの疾病予防管理センターも同じくアラートを出しました。
3月15日
WHOはに広東省と香港に渡航自粛要請(この時この要請は異例だった)
その後は、中国内や、サンフランシスコ、シンガポール、マニラ、香港など32カ国で感染が確認された。
感染者は8273人、多くは院内感染などが多いとされる
日本では、観光で来た台湾人が陽性反応が出たが二次感染はありませんでした。
2003年7月
WHOはSARS封じ込めに成功したと発表し、その後は実験室での感染などが報告されたのみ。
MARS・簡単な時系列と対策
2012年9月
サウジアラビアで、男性が急性肺炎と腎不全により亡くなる
検査の結果新型コロナウィルスに感染していたとわかる
2013年
WHOが大規模感染への注意を促す
2013年5月では38人の感染と20人の死亡が確認されている
5月14日
WHOが初の人から人への感染を確認されたと発表
2015年
韓国での大流行が起こる
5月4日
バーレーンに滞在していた韓国人医師が感染に気が付かず帰国
11日に発症、複数の病院で診察を受け
20日にMARSと診断される
診察を受けた病院の1つで大規模な院内感染が起き、国内全体に広がる
6月2日
韓国で25人の感染が確認される
臨時休校する学校が増える
隔離対象者が外出するなどして問題になる
6月6日
非隔離対象者から陽性反応が確認される
6月22日
隔離期間を終えた後に、陽性反応が出るケースが確認され
潜伏期間に疑問がでる
10月12日
最後に陰性反応が出たMERS患者が再度陽性になり入院
2015年12月23日
韓国内で終息宣言
韓国内総感染者186人、亡くなったのは38人
2019年12月1〜2020年1月31日までに
サウジアラビアでは19人の感染と8人の死亡者が出ており
終息の目処は立っていない

どちらも、コロナウィルスによる感染症ですが、現在流行しているCOVIDー19とは感染者数が桁違いに少ないのが怖いですね。
この時はこの数でもとても脅威に思われていました。
MERSは正式名称『中東呼吸器症候群』ですが、別に感染は中東以外でも起きていることから
中東地域の国が名前に対して誤解が生まれると抗議
また名前のせいで誤解が生まれ、アジア人差別が発生していた事もあり
WHOはこれを受けて、新たな病気に対するガイドライン発表しました
地域や人物が特定できる名前の病気についてつけられた理由などをまとめた記事です
今話した2つの新型コロナウィルスが流行した原因としては
- 発生した時に情報共有がなされてなかった
- 新型なため確立した治療法がない
- 感染力が強く、マニュアルに則っても院内感染が起きた
- 感染者、隔離対象者が隔離を守らず外出した
等に思えます。
韓国などはCOVIDー19を効果的に抑え込んでいたので、もしかしたら過去のMERSなどの流行で
学んだことがあるのかも知れません、再度感染が起きてしまっているのは残念ですが。
SARS・MERS まとめ
- 当時新型のコロナウィルスによって起きた感染症
- どちらも感染は飛沫と接触だけど、空気感染の疑いも捨てきれない
- COVIDー19を含め全部違う感染症
- 有効な根治治療はない
- 情報の共有不足から感染が広がった
- 隔離対策中に出歩いたりして感染が広がった
- 感染力が強く、正しい対象をしていた病院でも院内感染が起きた
- MARSは未だに感染者がいる
インフルエンザ・スペイン風邪・新型インフルエンザ
インフルエンザ
- インフルエンザウィルスによって起こされる感染症
- 接触感染、飛沫感染をする
- A型・B型・C型・D型がある
Aは人と、豚、馬、等の哺乳類、カモやニワトリ等の鳥類にも感染します
BとCは主に人のみに感染
Dは家畜のみに感染します
この中で人に流行を起すのはAとB - 症状は高熱、倦怠感、食欲不振、関節痛、頭痛など
合併症は気管支炎、肺炎、中耳炎
重大な合併症に、インフルエンザ脳症、重症肺炎 - 全年齢に感染するが子供は大人より感染しやすい
- HとかNとか、A型インフルエンザの亜型のこと
報道とかニュースなどのH1N1型とかは全部A型のことです。 - 新型インフルエンザウィルスと言われるのは、これまで人間に感染せず害のなかった
ウィルスが人に感染力を持った時の呼称 - ワクチンと治療薬が複数存在
インフルエンザの歴史
インフルエンザが人間に認知され始めたのは、古代エジプト時代
しかし、インフルエンザを科学的に判別できるようになったのは20世紀以降、それ以前は推測
日本では1329年に咳病が流行したと、記録があるがインフルエンザ推測されている
1889年に大流行した際、リヒャト・プファイファーが患者から、細菌を分離し
1892年に『インフルエンザ菌』と名付ける
1918年スペイン風邪 H1N1型
アメリカの兵士の間で流行し始めこれが、人類最初のインフルエンザのパンデミックとなる
この時の世界人口は12億人だが半数の6億人が感染し、死亡者は4000万人から5000万人にもなった。
スペイン風邪は3回の波があり
1918年に3月にアメリカのシカゴで第1波
同年秋に世界中で感染が同時に起こりこれが第2波
1919年春から秋に世界中で流行したのが第3波
スペイン風邪で流行したインフルエンザは鳥インフルエンザウィルス由来とされ
これまで、人に感染していなかったウィルスが変異して人に感染したことから流行が起きた。
スペイン風邪が収まってたのは、人口の60%〜70%が感染したから
つまり、今の新型コロナでも話題になってる集団免疫を獲得したからです。
1946年・アジア風邪 H2N2型
中国の貴州省・雲南省で発生し世界中に感染が広まった。
発生した当時WHOのインフルエンザ関係機関に中国が加わっていなかった為に、情報が他国に伝わったのが発生から2ヶ月後、その間にアフリカや中南米まで感染が広がり、1946年の秋には世界中に感染拡大。
1968年・香港風邪 H3N2型
香港で発生、1968年から1年間で50万人が亡くなった
現在の季節性インフルエンザの原因になっており、日本で言う、香港型・A/香港型
1977年のソ連風邪と言われるものも香港風邪と同じ型の復活と言われている。
2009年・新型インフルエンザ H1N1型(スペイン風邪などとは違う)
メキシコから流行が始まる、アメリカでは季節性インフルエンザ、日本では新型インフルエンザとして扱われる。
私も感染しましたが、咳で筋肉痛になるぐらい辛かったです、タミフルを服用して直しました。
この時、タミフルは異常行動を起こすって言われてましたけど、熱が高すぎると幻覚見たりって普通
にあるからタミフル関係ないよって言われたの憶えています。
2011年から、日本でもこのインフルエンザも季節性インフルエンザに
初め豚インフルエンザと呼ばれていました。
豚から感染したりなどはないのですが、勘違いが生じて
エジプト政府が飼育していた豚を全て処分したりなど、無駄な犠牲が生じています。
2020年
新型コロナウィルスの影響で、外出禁止令などが相次ぎインフルエンザも抑制された
インフルエンザに対する対応と流行の原因
インフルエンザウィルスは、石鹸や消毒用アルコールで予防ができるので、手洗いが有効
熱に対しても比較的に低いので煮沸や一般的な消毒(60℃30分)で殺菌が可能とされています。
ではなぜ、そんな簡単に予防できるものに悩まされているのか?
流行しやすい原因としてあげられるのが
- インフルエンザは、症状が出るまで潜伏期間がありますが
感染してから直ぐに増殖し他人に感染させる力を持ちます
同様に熱が治まっても2日ほど、人に移す可能性があるその為、症状ない!って思って出かけて人に移すことがあるのです。
私自身、クラスメイトが熱下がったから学校きた〜!とか言ってきて
移された経験があります。
- 冬場に流行る原因として
乾燥していてウィルスが長時間漂う
鼻や喉の粘膜が33℃前後まで下がりウィルスが増殖しやすくなること - 新型インフルエンザが流行るのは、それまで人に感染せずにいたウィルスが
変異して人に感染するようになるから - 単純に手洗いなどの不足
(今年、抑制されたことから)
インフルエンザまとめ
- インフルエンザウィルスによって起こる感染症
- 接触・飛沫感染する
- A・B・C・D型が存在し流行を起こすのはAとB型
- 現在はワクチンと治療薬が存在
- スペイン風邪などは人に感染力がなかったインフルエンザウィルスが
突然変異して感染力を持った結果起きた
突然変異して人に感染する力を持ったものを新型インフルエンザと言う - 治療薬がなかった時は、人口の半数以上が感染して免疫を持つ
集団免疫を持ったことにより終息 - 冬に流行るのは
乾燥していてウィルスが長時間漂う
喉や鼻の粘膜の温度が下がり増殖しやすい など - 手洗いとかで割と予防できる、2020年に流行がなかったのは
コロナ対策でみんなが手洗いしたから - 症状が出ていない、治まっても感染力がある
コレラ
日本人にとっては、あんまり馴染みのない感染症に思えるコレラ
- 口径感染症の1つ
- コレラ菌によって引き起こされ急性腸炎
- 汚染された、水や食物を食べて感染
その際、胃酸で死滅しなかった菌が、小腸で増殖すると症状がでる - 世界中で感染が起きていた時代もあるが現在は、安全な水が供給されていない地域で
感染が多く見られる - 世界中で年間310万〜400万人の感染者が発生し、2万〜14万にが亡くなっていると推測
- 日本人は衛生的に安全ではない地域に訪れた人の感染がほとんど
- 12時間〜5日の潜伏期間のち、下痢と嘔吐が起きる
その結果、脱水症状なども起き命に関わることも、
軽いと1日1リットつの下痢思いと10リットル以上の下痢が出ることも
コレラの歴史
コレラは紀元前300年など記録されているが、流行が始まったのは最近。
現在に7回の世界的流行を起こしているが、1897年の1〜6回目の流行は
全てインドのベンガル地方から始まっている。
7回目はインドネシアのスラワシ島から
1817年 O1血清型の古典コレラ
カルカッタから感染が始まり、アジア全域、アフリカなどまで感染が拡大1832年まで
流行が続く
1826年に始まった流行では、アジアだけでなく、ヨーロッパや北アメリカにまで感染が広がり
全世界規模の流行となる、この流行は1837年まで続く
その後は・1840年〜1860年・1863年〜1879年・1881年〜1896年・1899年〜1923年
と流行があったが、1884年にコレラ菌の発見や医学の進歩、などによって古典コレラの世界的流行は起きていない。(小規模な流行は続いている)
1961年 7回目の流行 O1血清型のエルトールコレラ菌
インドネシアのスラワシ島から始まった流行は、現在も世界中に広がっていて終息の気配はなく
現在も多くの感染者が発生しています。
O1型以外に人に症状を及ぼすコレラ菌はO139コレラ菌があり
1992年にインド南部から感染が始まったこのコレラは、インド亜大陸に広がりました
現在もインド、バングラデシュでO1エルトールコレラと、交互、同時に流行を繰り返しています。
日本でのコレラ
日本のに初めてコレラが来たのは
1882年、九州から感染が始まり東海道まで感染が広がりました。
その後も感染は見られたが、江戸時代は関所のお陰で人の行き来を抑制できた為、大きな感染はあまりありませんでした。
その反面1869年に幕府が倒れ、明治政府が関所を撤廃した後は2〜3年で数万人の感染者が出ました。
その後は、水質管理がなされている為コレラ菌が検出されることがあってもほぼ発症には至っていません。
2001年に東京の隅田川周辺に住み、公園の公衆トイレの水を使い川で取れた亀を調理して食べた
数人のうち2人がコレラを発病
2007年にも路上生活をしていた人が発病した記録がある程度のようです。
コレラの感染源と対策、治療など
感染源は、コレラ菌に汚染された水、食物
対策は
- 水処理施設を持つ水道システムの開発、設置
- 水の濾過、化学的または太陽光による水の消毒、清潔な水の貯水容器など家庭レベルでの実施
- 下水処理や簡易トイレの為の整備体系の構築
- 旅行先で衛生的に汚染された地域で不用意にモノを口にしない
要は水をしっかり消毒する、してないもの危険なものは口にしない的な感じ
治療は大量に排泄した水分や電解質の補給が一般的
口径ワクチンはWHOの事前審査に合格したワクチンが2種類存在
コレラまとめ
- コレラは口径摂取で感染する感染症
- 汚染された水や食物を食べると感染
- なので、水処理施設があったり、化学的な処理がなされる地域では起こりにくし
- ワクチンが存在
エボラ出血熱
- エボラ出血熱はエボラウィルスに感染して発生する感染症
- そのウィルスはコウモリ、サルなどに潜んでいる。
- 主に感染が起こるのはアフリカ大陸
- 致死率は50%〜90%
- 野生動物からヒトに感染>ヒトからヒトに感染で広がる
- 2日から最長20日間の潜伏期間
- 発熱・倦怠感・筋肉痛・嘔吐・下痢などの症状の後感染が続くと、目や口など皮膚の弱い所から出血する。
- 感染の経路は接触感染(感染者の体液にウィルスが含まれるため)
- 予防策しては、取り敢えず近寄らない事!感染のほとんどがアフリカ大陸なので感染が確認さらたら、行くのをやめる。
- ワクチンなどはまだ確立していないが、効果が確認された薬はある様
- 日本での感染は確認されていないが、日本で感染しても対応できる施設がある
エボラ出血熱とは何かわかりやすく解説!症状や治療法はある?日本での感染や対応も
エボラの歴史
1976年に初めてエボラの感染がスーダンのンザラとコンゴ共和国で起きます
エボラ川流域で起きたことから、エボラ出血熱と名付けられました。
それからというもの、ほぼ毎年アウトブレイクが起き、時に数百人単位の流行に繋がっています。
(多すぎるので割合します)

エボラはなぜ、感染・流行を繰り返すのか?
エボラウィルス、自体が人の免疫を騙しほぼ完全にすり抜け感染に繋がる特徴など
ウィルス側が優れている点もあるが
現地のコウモリやサルがウィルスを持っているとされ、同時に現地でサルやコウモリを
食べる習慣があることから感染が起きていたり
現地の風習として、亡くなった人の体を丁寧に洗って埋葬する習慣があるので
これも感染の拡大につながっています。
現地の人々が医療関係に対して不信感を持っていることも大きな問題
感染者が病院から逃げ出すことや、ギャングが病院に大したテロ行為をすることで
治療や隔離がままならないなどが感染拡大や自体の悪化につながっているよう。
事実、死者の3分の1は医療施設以外で亡くなっている。
(インフルエンザや新型コロナは致死率が低いために軽症者がウィルスを運びパンデミックになっている)
エボラの対策
日本人に対しての予防としては厚生労働省は
流行地域え近寄らないこと、動物や患者にさわらない、洞窟に入らないを挙げています。
治療方法として確立した有効な医薬品がないので何より、感染地域や感染者に近寄らないように
呼びかけているようです。
ワクチンの開発も進んでいるようですが、まだ実用化ではないようです。
エボラまとめ
- エボラウィルスによって感染
- 現地で何回も感染が起きるは野生動物を食したり、触れることから
- 体液に触れると感染するので、厳重に気をつけなければならない
- 医療関係者に対して、不信感を持って最善の治療を行えないなども問題となっている
- 有効な医薬品、ワクチンがない場合は感染地域などに近寄らないことか重要
エボラ出血熱は致死率や特性もさることながら、現地の風習などが感染に貢献してしまっている
まとめ
今回は、過去の感染症やその時期について話して上で
現在学べることがあるか書いてきました
-
感染地域や感染方法が特定されているものは近づかない事が大事
エボラ、マラリア、ペストなど
-
コレラなどの汚染された物を食べて感染するものは、感染地域などで不用意に口にものを入れない
コレラ
-
有効な対象法があるならできる限りする手洗い、消毒、など
インフルエンザを始め全般
-
医療関係者に従う病院から逃げ出したり、隔離対象なのに外出しない
全ての感染症に言えるけど、新型コロナなど軽症者が動き回れるものは特に
-
情報の共有をしっかりする、国単位でも個人に対しても
SARSなど
-
世界中で協力する
天然痘の撲滅は協力があったから、何にでも言えるけど
-
ワクチン接種大事
天然痘、結核、インフルエンザ
予防接種をすることで、病名を特定するのに役立ったりもする -
早期発見、早期治療で致死率が大きく下がる
エボラ、結核、ペスト など
-
社会的弱者に位置する人が犠牲になるケースも多い
経済的に貧しくても治療が出来るように結核、マラリア、コレラ
-
新型コロナでも言われているけど、安全な埋葬が大切
エボラ、ペスト 等
-
人畜共通の感染症は、小動物の大量死にも注目する
ペスト
-
感染者を見つける特定する、隔離する
何にでも言えるけど、天然痘はそのおかげで撲滅できた
-
症状がなくても、治まっていても感染させる力がある事を考えないといけない
インフルエンザ
-
解決策が見えていても、医療物資の不足や人材の不足で解決しないことも多いので
自身の行動で感染が抑えられるのなら、正しい行動が大切全てに言える、新型コロナでも問題になってる
-
多くの感染症で誤解から差別が生まれ、無駄な犠牲が生まれている
本当に無駄なので冷静な判断が必要
他にもたくさんあるともいますが、詳しいことがまだ分からず
ワクチンも無い、的確に効く薬もない新型コロナウィルスCOVIDー19がどれだけ恐ろしいかを
書いいて実感しました。
殆どの感染症が恐ろしいものだけど、ちょっとした弱点があって人類が勝ってるのに
どうなるか不安です。
また、私が強く思うのが、無駄な差別がとても多いなということです。
世界でも感染地域に向けて、今の日本も感染者に向けてすごい差別が起きているのは悲しいです
対策しているかこそ、していない人に対して不満が漏れるのは理解できますが、そこで差別し始めたらどうしようもないように思います。
『感染源が中国だから』って武漢肺炎、中国肺炎などと言ってる人も、ぶつけられない不安や怒りを吐き出しているのは理解できるのですが、事実でも差別なのは変わらなので残念です。
みんなが、協力して早くこの自体が解決できれば良いのと日々思います。
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