連日SNSとかでは騒がれている、アマゾンの火災
尋常じゃないその火災はなぜ起こっているのでしょうか?
アマゾンって言ったら地球の〇〇%の酸素を担っているとかいう話もありますし、地球はては日本にも影響がありそうで心配です。
そんなわけで今回は、アマゾンの火災がどうして起きここまで発展したのか、また地球や日本に影響は現れるのかなどについて話していきます。
アマゾン現状ってどんな感じ?
アマゾンの火災ってどのくらいやばいのでしょうか?
でもまずアマゾンってどんなもん?
アマゾンのポテンシャル
アマゾンは南アメリカ大陸アマゾン川に流域に位置する世界最大の面積を誇る熱帯雨林です。
- 面積は550万平方キロメートルで地球上の熱帯雨林の半分に相当
(アマゾン盆地含めると700K㎡) - 7カ国にまたがり、6割はブラジル
- 酸素を大量に生み出すため、『地球の肺』とも言われ地球上の酸素の3分の1を生産!
とも言われるが、誤解があり酸素と二酸化炭素の消費と放出は拮抗している。 - とはいっても、森林は炭素を土壌や森林に蓄えるので温暖化の緩和に貢献している
- 存在する生物の種類はとても多く、植物6万種哺乳類300種魚類は500種昆虫は毎年新種が発見されているほど
- 森林破壊などの被害もすごいが、干ばつなどによって失われつつある。
550万平方キロメートルってやばいですよね!東京ドームにすると、約117634478個分で日本の14倍そんな量の熱帯雨林とかもう蚊とか凄そうです。
では、そのなアマゾンの火災はどのくらい深刻なのでしょう?
アマゾン火災はどのくらいやばいの?原因は?
まず今年のアマゾンの火災の発生件数は7万5千件です。
それだけでやばいですが、これは昨年の3万9759件をを大きく上回る数字
アマゾンでは元々、7〜10月の間は乾季に入り、落雷などで火災が発生します。
しかしそれ以外にも、森林を焼き、家畜の放牧地や畑、土地開拓などを行うために人為的に起こされている面もあります。
この火災で発生した煙は3200㎞離れたサンパウロの空まで到達し街を暗く染めています。(北海道から沖縄まで3000㎞)
この火災で排出された『CO2は1億1700万トン』ほどとも言われ
また、吸収されていたCO2もアマゾンが焼けてしまえば放出されます。
- アマゾンの火災は、めっちゃヤバイ火災が発生しているのではなく
火災がめちゃくちゃ大量に発生している - 乾季に入り、自然破壊もあるけど人が土地開発の為におこなっている。
- 日本の端から端まで届く量の煙が出ている、「1億1700万トン」
因みにスギの人工林で年間1億トンのCO2を吸収するためには、約13万平方kmの森林が必要
これは日本の国土の約1/3にも相当します。 - でも、燃えてしまった熱帯雨林が吸収していたCO2もあるのでそれで足りるわけじゃない。
なんでアマゾン保護しないの?
こんな、他の国でも騒ぎになっているんだから、対策しろよって感じですよね
しかし、考え方は人それぞれです。
ブラジルでは、元々アマゾン保護するよりも開発を優先しようとする傾向にありましたが、ボルソナロ現大統領が就任してからはその傾向が加速。
現地メディアによれば、同大統領が就任してからはアマゾンに開発業者が一斉に現れるようになったとも言い、開発の過程で伐採した木を燃やす際に十分な管理が行われず火災が発生したと報道しています。
ボルソナロ大統領は、これに対して
『NGOが政府に対してイメージダウンを図るため腹いせに放火している』とコメントしています。
アマゾン火災消火活動どうやってる?
もの凄い量の火災が発生しているアマゾン
その消火活動はどうやっているのでしょうか、熱帯雨林の中消防車が入るなんてこと難しそうですし方法が気になります
- アマゾンの開発には肯定的なボルソナロ大統領も火災の鎮火には積極的で
消火に軍の支援を要請し兵士4万3千人が消火活動に向かえるように待機している。
- 消火隊も派遣され、水1万2000ℓが搭載可能なC130ハーキュリー輸送機2機を含む6機の空中消化器も使用される。
消火にあたる人数も凄いですが、1万2000ℓ乗る輸送機って凄いですね。
また、ブラジルの発表では
との事実も確認できるので、消火にあたる用意はあるように思えます。
アマゾンの火災の影響
この火災このまま燃えてしまったら地球や日本に影響は現れるのでしょうか?
アマゾンの保護は、地球温暖化のを緩和する『重要な方法』によく上げられています。
- 木を燃やすことで生まれるCO2
- 木を燃やすことでCO2を吸収する方法が失われる
- 森林には待機中の炭素を土壌や樹木に貯蔵する作用もあるので、アマゾンが地球の肺ではないとしても、地球温暖化の緩和に大きく役立っています。
この事を考えると、アマゾンの火災は『地球温暖化』に大きく影響を与えると思われます。
日本は今でさえ、暑くてたまらないのにこれ以上温暖化が進めば夏は野外に出られないなんてことや。
異常気象によって、農作物の生産が低下することもあり得ます。
またアマゾンの火災は、世界中で注目されていて23日ブラジルと欧州でデモ活動が行われました。
まとめと最後に
今日はアマゾンの火災についてお話ししました。
- アマゾンは日本14個分の広さ
- 火災の数は1個ではなく大量の火災が発生している(7万5000件)
- 乾季の為の自然火災と、土地開発のための人的な火災も多い
- アマゾンの6割が位置するブラジルは、保護より開発優先
その事が今回のような深刻な事態に発展させている - 火災の煙は日本列島を縦断するほど
- 消火活動は、4万人以上が参加し。輸送機なども使われる
- 地球温暖化にさらなる影響を及ぼしそう
アマゾンって、豊かな自然のイメージがありましたが土地開発が進んでいると知って驚きました。
ブラジルで環境保護より開発に力を入れていることは残念ですが、現地の人達にとっては、今の生活を豊かにする為にアマゾンを開発することはいい手段なのかも知れません。
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