馬と聞いて、あなたはどんな色や模様を想像しますか?
馬って本当にたくさんの毛色が存在していて、黒や白はもちろん鹿毛、ブチ模様のお馬さんもいますよね。
ですが、そんな馬の中でも1度見たら忘れることのできない様な毛色『黄金』の毛を持った馬が存在します。その名は『アハルケテ』
あまり聞きなれない名だとは思いますが、そんなアハルケテについて、生息地や活用、性格購入するなら価格などをまとめてみました!
アハルケテってどんな馬?
黄金の馬アハルケテの生息地や馬の性格などを紹介
アハルテケどんな馬? 性格は?
アハルテケは、スピードと持久力で知られる馬です。
遠い昔から、環境に適用しつつ生存をして来た馬で現存する最古の馬に数えられています。
体高(地面から背中まで)は144cm~163cmほど大きさで一番の特徴はやはり『黄金の毛』です。
砂漠でのカモフラージュとも考えられる、繊細な金属の様な光沢のある河原毛が有名。
性格は良いとは言えず、頑固で調教や乗馬では難しい点もある様です。
歴史上に存在する馬では、アレキサンダー大王の愛馬の『ブケファロス』や三国志に登場する赤兎馬もアハルテケだと今れています。
どこにいる?生息地 トルクメニスタンって
現在世界には、3500頭のアハルケテが存在しています、その生息地はトルクメニスタン、ロシア、ヨーロッパ、オーストラリア、北アメリカなどで飼育されています。
1番の生息地に挙げられる、トルクメニスタンは中央アジア南西部にある国です。
カラクム砂漠が国土の85%を占める、砂漠国家。
ソ連が崩壊で独立のかなったトルクメニスタンは国章の中に『アハルテケ』のデザインを入れるほど誇りになっています。
アハルケテ乗馬になったりするの?
そんな黄金の馬アハルテケ金だからって飾るわけでもないですしどんなお仕事をしているのでしょう?
アハルケテの仕事
毛色の美しさもさることながら、障害馬術でのフォームの美しさも有名です。
また、元々の身体能力の高さから、馬場馬術、競馬、エンデュランス競技でも活躍しています。
1963年の東京オリンピックでは馬場馬術競技で、セルゲイ・フィラトフと共に銅メダルを手に入れました!2020年再び黄金の馬が東京で活躍するなんてことも考えられます。
アハルケテ価格は?購入できるの?
普通に生産されていて、競技馬としても活用されているので購入はできると思います。
残念なことに私はトルクメニスタンたん通ではないのでそちらの情報はないですが。
ですがやはり3500頭しかおらず希少な馬です、過去に中国がロシアから購入した際は、1頭数千万円の値段がついたみたいです。
ただ、数千万円って良い競技馬とかでは割とありふれた価格、億で買われる馬もそう珍しくもありません。
そのアハルケテがどの用途でその値段なのかが気になります。
日本でも初めて繁殖に成功!
トルクメニスタンなどで繁殖、生産されていると説明していたアハルケテですが、先日日本の馬術クラブで日本初めての生産に成功したそうです!
アハルテケ長谷川牧場
青森県にあるアハルテケ長谷川牧場では、日本で唯一のアハルテケの輸入と繁殖を行なっていて2019年の6月5日に初めて仔馬が生まれました。
日本で、唯一黄金の馬が見ることの可能なので興味のある方は足を運んではどうでしょうか?
アハルケテ長谷川牧場SNS・公式サイト
お乳を飲むのも上手になりました。 pic.twitter.com/ltFx9gicrf
— アハルテケ長谷川牧場 (@golden_horse_jp) June 3, 2019
まとめと最後に
今日は黄金の馬『アハルテケ 』にいて紹介しました!
- 世界に3500頭ほどしかいない
- トルクメニスタンで主に生産されていて、国章にもデザインされるほど
- 金の色は砂漠でのカモフラージュ
- 競技でも活躍していて、競技馬としても元々のステータスも高い
- 2019年に日本で初めて繁殖に成功している
馬って、生で見たことがあれば本当にカッコいいし、可愛いし、そして優雅なんです、それに加えて金色なんてなんかずるいです。
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