JR御茶ノ水駅で降りて坂を下ると見えてくる美しい建物があります、それは「東京復活大聖堂」で通称「ニコライ堂」と呼ばれ親しまれ、綺麗な鐘の音も話題を呼んでいます。
ニコライ堂はその美しさや、長年の歴史から国の重要文化財にも指定されており、聖堂の見学も可能です。
今日はそんな、ニコライ堂の歴史や見学方法、アクセス、そして鐘の鳴るタイミングなどを紹介していきます!
ニコライ堂の歴史
正式名称「東京復活大聖堂」はキリスト教の正教会に属する教会で、日本正教会の首座大聖堂です。
その歴史は長く、1891年に完成し聖正式が行われる運用が開始されます。関東大震災で鐘楼が倒壊してしまう被害などがでたものの修復をし、戦時中は空襲などの被害を逃れ無傷のままその姿を残しました。1962年に国の重要文化財に指定されます、レンガで作られている重要文化財の中では1番古い建物のひとつです。
ニコライ堂の見学方法
ニコライ堂は聖堂拝見(見学)を行っています。
清掃や維持管理のために小学生以下100円中学生300円高校生以上300円の拝観献金で見学ができます。
拝観時間は平日の4月〜9月が13:00〜16:00・10月〜3月は13:00〜15:30まで可能となっていて、一般の方は啓蒙所呼ばれる聖堂内の一部まで見学可能です。
聖堂内は結婚式などの特別な場合以外の撮影は禁じられていおり、ほかにも拝観のルールも設けられています。
・携帯電話の電源を切ること
・聖堂内では静粛にすること
・荷物を手に下げること
・脱帽や手袋の脱着
・飲食禁止で服装においてもラフすぎる格好は禁止
・領聖(神聖なパンと葡萄酒)は信者のみいただくことができるので一般の方は受け取れません
以上を守り美しい聖堂を見学しましょう!
あの美しい鐘の音がなる時間
ニコライ堂の聖堂以外に一度体験して見たいのはあの美しい鐘の音ですよね。
あの鐘が鳴るのは、礼拝の行われる毎週日曜日の午前10時から10分程だそうです。
見学の出来る日とずれているのは残念ですが、鐘のために足を運ぶのも良いでしょう。
ニコライ堂へのアクセス方法
ニコライ堂の所在地は・東京都千代田区駿河台4丁目1番地3
ニコライ堂・電車での最寄の地下鉄駅と駅からの行き方
ニコライ堂への最寄駅と駅からの徒歩での行き方を解説!
JR中央線・JR総武線
『御茶ノ水駅』で『聖橋口』改札を出て『B1』出口へと向かい
『B1』を出て右にUターンすると『井上眼科病院』が見えるので進みます。

ニコライ堂行き方・ 井上眼科前
すると、直ぐにニコライ堂が見え右に曲がれば入口です。

ニコライ堂行き方・この先の路地を右に
聖橋口改札に近い乗車位置は車両の『真ん中』です。
東京メトロ千代田線
『新御茶ノ水駅』で降りて『B3b』出口へと向かいます『代々木上原方面』の車両に乗っていれば直ぐに見つかります。

B3bで出口
そして、出口を出たら、左に進んで坂を登っていけば、ニコライ堂は直ぐです。

出たら道路を左へ

坂を登る

出てすぐにある地図
都営新宿線
『小川町駅』で下車した後、地下通路を使い千代田線同様『B3b』出口から向かう事も可能ですが、駅構内を少し歩くことになります。『B4』『B5』出口から地上に出て『ドトール』のある角を曲がり『大戸屋』のある坂を登って向かうことも可能です。
どちらの出口も地上に出たらUターンすればすぐ分かると思います。

ドトールを左に 大戸屋のある方に向かっていく
乗っていると便利な車両は『新宿方面寄りの車両』です
因みに、ドトールの向かいには『タイ焼き屋 達磨』が有ります。粒あん、カスタードのタイが有り絶品で食べ歩きもできるので食べながらニコライ堂に向かうのもオススメです!
東京メトロ丸ノ内線
『淡路町駅』で降りた後は殆ど新宿線と同じです。
丸ノ内線の場合、A番台の出口が近いですがそこから地上に出てしまうと道が複雑で大変なので構内を移動して『B3b』『B4』『B5』から外に出るのがオススメです。
丸ノ内線はホーム端に階段があるので真ん中以外ならどちらに乗っても大丈夫です。
最後に
今日は御茶ノ水のニコライ堂について、その歴史や見学方法そして話題の鐘の鳴る時間などを紹介しました。
私は御茶ノ水の眼科に通っているので、駅から向かう際は美しい聖堂を下から眺め診察を待つ間今度は上からのニコライ堂を眺めています。その美しい作りはいつ眺めても飽きることがなく見ていられます。
あなたも御茶ノ水や近くに訪れた際はぜひ見に行ってみて下さい、聖堂の中のステンドグラスや美しい内装は感動する事間違いありません。
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