2月24日の未明に始まってしまった、ロシア軍によるウクライナへの攻撃と侵攻
連日ニュースや、SNSでも現地の大変な情報が流れてきて日本にいても緊張感が伝わってきます
しかし気になるのはなぜ、ロシア、というかプーチン大統領が今回の戦争に踏み切ったのか?
そして、ウクライナを初め日本や他の国はどの様な行動を取るのか?です
今回はロシアのウクライナの軍事攻撃について
- ロシアがウクライナに攻撃した理由とその原因
などについてまとめてみました
ロシアがウクライナと戦争を始めた理由を簡単に解説
簡単に言ってしまうと
ロシアはウクライナがNATOに加盟することを脅威と考えているからです。
NATO=北大西洋条約機構のこと加盟国の領土及び国民を防衛することを最大の目的とした軍事同盟
NATOは、冷戦時代に旧ソ連などに対抗するために作られました。
現在でも、ロシアの対抗勢力でもあります。
ソ連崩壊時には16カ国だった加盟国は現在は30カ国になり、ウクライナも加盟を目指しています。
なぜ、ロシアはウクライナのNATO加盟を脅威と考えているのか?
それは、地図で見るとわかるように
- ウクライナはロシアと西欧NATO加盟国家との間に位置する
- ロシアとウクライナがとても長い国境で接している
その為ロシアとしては、ウクライナのNATO加入は自国の防衛にとても大きく関わっているのです
ウクライナ侵略に対してロシアの目的と言い分は?
今回の侵略に対してロシア(プーチン大統領)はどう考えどのような目的を持って行っているのでしょうか?
現在、以下の3つの要求をしています
- クリミアのロシア併合を認めること
- NATO加盟をやめ、中立になること
- 非武装化すること
では、なぜウクライナに軍事攻撃をするのか?
今回の攻撃に対してプーチン政権は
- ウクライナ政権に虐げられている人々を保護するためのもので、非軍事化による自衛が目的
- ウクライナ東部にいる親ロシア派の住民がウクライナ軍から虐殺されたから平和維持のための攻撃
ウクライナが軍事攻撃の準備をしているから自衛のために
プーチン大統領は、2021年の7月
『ロシア人とウクライナ人は1つの民族であって、ロシアあってのウクライナの主権』という主張もしていました
また、ウクライナを国家として認めておらずロシアの一部とし
ウクライナを建国したのはレーニンとして発言もしています
プーチン露大統領、「ウクライナを作った者はレーニンだ」と主張。
※即ち、歴史的にウクライナは存在しなかった、ロシアの一部だったとの主張と言える。 https://t.co/IfG4Rbbp5l
— 真野森作 / 毎日新聞カイロ特派員・元モスクワ特派員 / 新著『「チェチェン化」するロシア』 (@Tokyo_dogpillow) February 21, 2022
まとめると
プーチン政権は
- ウクライナ人とロシア人は1つ民族
- ウクライナは国家ではないロシアの一部
- ロシアがあるお陰でウクライナの主権がある
- 今回の攻撃はウクライナ政府から人々を保護するためのもの
- 親ロシア派が攻撃されたから平和維持の為に
- ウクライナが攻撃の準備をしているから自衛の為の攻撃
として攻撃の正当化を行い
非武装化して、NATOに入らず中立になって、クリミアはロシアのものと認めろ
という要求をしています
ロシアの主張に対してウクライナの反応は?
ウクライナはこのロシアの要求に対しては
『ウクライナがNATOに加盟していれば、この戦争はなかっただろう』と
加盟方針を変えないことを表明しています
また、ロシアとの国交の断絶を宣言し
『ウクライナの土地を守ることを望む全ての人に武器を与える』と発表しました
まとめ
ロシアによるウクライナ侵攻をまとめると
- ロシアはウクライナのNATO加入を阻止したい
加入せれると、NATOという脅威が自国の隣にまできてしまうから
ロシアのウクライナへの要求は?
- クリミアのロシア併合を認めること
- NATO加盟をやめ、中立になること
- 非武装化すること
ウクライナへの攻撃ロシアの言い分は?
- 今回の攻撃はウクライナ政府から人々を保護するためのもの
- 親ロシア派が攻撃されたから平和維持の為に
- ウクライナが攻撃の準備をしているから自衛の為の攻撃
ウクライナの反応は
- ロシアと国交断絶
- 戦う意志のある国民全員に武器の支給
- NATOの加盟は諦めない
というものです。
当たり前にロシアの行いは避難されるべき行為なのですが
ロシアもNATOという脅威を近づけたくない考えがあるのは分かります
しかし、じゃあ適当な理由をつけて他の国に侵略をして良いのかと言ったら
おかしいわけで、色々な国が軍事力を持ち過ぎてしまいお互いがお互いを脅威思ってしまったが為にこの様な事態になってしまったことを悲しく思います。
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