先日、行われ菅総理が参加したG7サミット
私としてはコロナ禍なこともあり例年よりかはいつの間にか始まって終わっていたように感じました
しかし、ワクチン摂取のおかげで少し感染の拡大スピードが落ちているとはいえ
まだまだ危険な時代に
各国から首相を始め多くの政府関係者が集まって会議をするなんて余程の重大な事を
議論するのではないかと興味が湧きました
この記事では
- G7についての解説
- 今回集まった場所
- 2020年G7サミットの議論の内容
などについて解説していきます
先に超簡単に2020年G7サミットについて解説!
- G7のGはGroupのG・7は主要7ヵ国から
- 主に世界経済、金融情勢、国際通貨制度、金融規制などを扱う
2020年はイギリスコーンウォールに集まり議題は
- 新型コロナからのより良い回復
- より強靭な回復
- 外交問題
- 国際的な保健問題
- 開かれた社会
- 気候変動と自然
などが話されました
コロナからの回復には
経済的な回復に何が必要か?
そして、コロナや政治的経済的にも不透明な点が多い中国
に対してどの様な対応をしていくかなど
新型コロナウィルスに関してはもちろん
外交問題として、現在日本でも注目の集まっている
ミャンマーの軍事クーデター
気候問題では温室効果ガスのCO2排出削減や脱炭素化
などが議論されました
そもそもG7とは?
- G7は『先進国首脳会議』などとも言われる。
- サミットは首脳会談以外に『頂点』『国家の最高レベル』などの意味を持つ
主要国のトップが集まるのでサミット - GはgroupのG
- 参加するのが主要7カ国だから、G7となる
- 参加国は『フランス・アメリカ・イギリス・ドイツ・イタリア・カナダ・日本』
- 世界経済、金融情勢、国際通貨制度、金融規制、などの意見を議題として扱う。
G7はもともと、『G5』と呼ばれていました
『フランス・ドイツ・日本・イギリス・アメリカ』
にカナダ・イタリアの2カ国を足したものがG7です
G7コーンウォール・サミット(概要)
6月11日から13日にかけて英国・コーンウォールにて開催されたG7コーンウォール・サミットに菅総理が出席しました。
https://t.co/VFfLtXKqMl pic.twitter.com/586Gn8u8D5— 外務省 (@MofaJapan_jp) June 13, 2021
G7の加盟国で世界のGDP(国内総生産)40%、人口では10%を占めます
G7の特徴としては、常設事務局や正加盟国、法的実在性、などはなく
決めれれている、ルールは1つ
『7カ国で毎年順番に務める、議長国が基本方針を定め、かつG7の作業に必要な手段を提供する』
シンプルだからこそ、話がまとまりやすそうですね。
2020年のG7はどこに集まった?
今年は、イギリスのコーンウォール・カービス湾で開かれました
昨年の2020年G 7サミットがアメリアで開かれる予定でしたが
コロナ禍で感染拡大の懸念などからオンラインでの開催だった為
新型コロナの流行が始まってから、初めての対面でのG 7サミットとなります
地名で調べると『観光地』とでてくるだけあって綺麗な海ですね!
しかし、この地域はG7サミットの後コロナの感染者数が
2000%以上上昇してしまったそうです
2020年G7会議の議題や内容は?
今年のG 7での話し合いの議題としては
新型コロナからのより良い回復
これは、新型コロナの流行からより良い回復をする為にどのような事が必要か?
話し合われました
経済的回復
菅総理はより良い回復にはグリーンとデジタルが重要だと述べましたG7も重要鉱物や半導体などの重要なサプライチェーンに関わるリスクへの
対処の必要性などで一致しました
東京オリンピックについて
日本人として今一番気になる東京オリンピックの開催
菅総理は開催への決意を述べ
G7はその開催を支持する事で一致
安心安全なオリンピック開催に向けて感染対策をし
世界トップの選手が最高の競技が繰り広がれることを期待してほしい
と述べました
一般人の動きが増えるよりも制限されそうな
G7でさえ2000%の感染者増加が見られているので
オリンピックとなれば比べ物にならない程の事態になるのでは
と考えてしまいますが
オリンピックに向けての対応が気になりますね
ジェンダー平等
などが、より良い回復に必要な事だとされ議論が行われたようです
より強靭な回復
1つ目の議題に加え『より強靭に回復するには何が必要か』が議題とされ
各国から『中国』についての発言が出たそうです
中国は政治的経済的に不透明な点が多く
G 7としてはこれが世界経済の公平性や透明性損なうと
考えられこれに対して各国がアプローチを継続すること
ウイグル自治区や香港で、人権や自由の尊重などの呼びかけ
気候変動問題や生物多様性などの国際問題などで協力すること
などが上がり
G 7の中でも『中国』の動きが重要視されているようでした
確かに、この新型コロナかでも中国の状況は不透明のまま
感染者数やワクチン接種数なども、正しいのか判断し辛いです
新型コロナが終息に向かった際
世界から中国、中国から世界へ人が動こうとする時に
もっと安心できる状況が望ましいですもんね
外交問題
国際的に問題となっている、外交政策上の課題について話されました
インド太平洋
インド洋から太平洋にかけての地域のこと
日本は『自由で開かれたインド太平洋』を長い間提唱して
それに向けた活動を行いこの場所での国際秩序の確立を目指しています
しかし、多くの問題(自然災害、テロ、海賊など)を抱えており
日本のみならずG7各国も関与を強化しています
今回のサミットでも、G7は包括的で法の支配に基づく自由で開かれた
インド太平洋の維持することの重要性を表明することで一致しました
ミャンマー
現在軍事クーデターが起き
政治的権力がミャンマー国軍に移っているミャンマー
国民の反対デモに対する武力行使などが大きな問題となっています
G 7はこれを強く非難して、拘束された人達の解放をなどを求めることで一致
菅総理は、日本としても独自にミャンマー国軍への話し合いをしており
その継続を述べました
北朝鮮
北朝鮮の違法な核兵器開発に対して
検証可能で不可逆的な核開発計画と核兵器の放棄を求めるとしました
菅総理は、日本人拉致問題を政権の最重要課題として
G 7に全面的な協力を求め
各国から支持を集めました
国際的な保健問題に対して
2022年に新型コロナウィルスのパンデミックを終結させるために
世界人口の約60%がワクチンを摂取する必要があるとし
G 7は、人命を救う活動を強化する方向で一致しました
菅総理は台湾にワクチンを供与したことを挙げながら
環境が整えば然るべき時に
日本で製造するワクチンを3000万回を目処に世界各地域に供給すると述べています
新型コロナが引き起こしたもう一つの保健的問題
コロナによって起きた栄養不良も大きな問題とされました
日本は、今年の12月に東京栄養サミットを開催するなどして
世界の保健システムの強化していくことを述べました
2022年に、収束ではなく終結を目指すと言うことなので
今後のG 7のコロナに対する対応が気になりますね
世界中の人口の6割がワクチンを打つ事が必要ということで
生産もそうですが、摂取の方法やその人員の確保などの問題
3000万回のワクチン供給も保存方法など
日本でも機材の不備で無駄になってるケースがあるので
そちらの対応も気になります
開かれた社会
この議題で菅総理は
- インターネットの遮断
- ランサムウェア
- 偽情報の拡散(フェイクニュース)
など民主主義の根本を脅かす問題があり
この対処医には各国の連携が重要としました
最近は、新型コロナでもそうですが数多くのフェイクニュースが出回っていて
迂闊に情報を信じなられない時代になって来ていますインターネットやコンピューターウィルスなどと違い
人間の行動によって起こりうる問題にどう対処するのか気になりますね
気候変動と自然
気候変動や生物多様性についての議論がなされました
そして、遅くとも2050年に『ネット・ゼロ』目標を達成するための努力をし
各国がその目標に沿って引き上げた2030年目標にコミットする事を確認しあったそうです
菅総理は、気候変動対策を最優先事項に掲げて来たとし
2050年にカーボンニュートラルを目指す決意を表明
また、先進国のみが高い目標を掲げるのではなく
途上国などに、地域が抱える問題などを踏まえつつも、脱炭素に向けた現実的な
支援をすることを述べました
また、生物多様性の議論では
2030年に生物多様性の損失を止めさらには反転させる事を支える
『G7 2030年自然協約』を採決しました

ゾウ・ライオン・キリン・パンダ
絶滅の恐れのある野生生物としてレッドリストに登録されています
日本は、今も石炭火力発電に依存している国で約30%の発電が石炭火力発電です。
これを置き換えて賄える発電を考えると原子力発電などが浮かびますが
国土が狭い上に地震大国で3.11のようなことがまた起きる可能性もあります
CO2の削減を考えると、電気自動車が話題に上がりますが
開発に普通より多くのCO2が排出されることや
日本の気候気温で電気自動車が正常に動くかなど
簡単に解決できないのも現状
革新的な技術が出ないものかと思います
次の2022年G7はいつどこで行うの?
現在執筆中。。。。。
コメント