百舌鳥古墳群・仁徳天皇陵古墳って何?名前の由来は?観光したり楽しむ方法はアクセスも!

文化
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先日、大阪府にある『仁徳天皇陵古墳』などを含む『百舌鳥古墳群』世界遺産に登録される見通しだと話題を集めていました。

私は大坂に行った事が無いので、百舌鳥古墳群がどんなものなのかあまり分かりませんが世界遺産に選ばれるなんてすごい事ですよね!

正式に登録された暁には、観光に向かう人も多いでしょうし私も行く機会ができるかもしれないので百舌鳥古墳群の歴史アクセスそしてその巨大や古墳の観光方法などについて調べて見ました!

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百舌鳥古墳群 とは

古市古墳群(ふるいちこふんぐん)は大阪府羽曳野市(はびきのし)藤井寺市(ふじいでらし)にある古墳群のことです。

4世紀後半から5世紀にかけて作られたこの49基の古墳群は、巨大な前方後円墳が集中して造られているのも特徴で、その大小様々な古墳は形や大きさで当時の地位や権力が現れています。

この中で堺市にあり宮内庁が『仁徳天皇陵古墳』としている、国内最大の『前方後円墳』は3段で構成された墳丘(縦の長さ)は約486メートルもありとても大きくその周りを三重のお堀が囲っています。この古墳を作るのには毎日1500人が働いたとしても15年以上かかるほどのものでした。

その大きさや、スケールからエジプト『クフ王のピラミッド』や、中国の『始皇帝陵』と共に
世界三大墳墓(ふんぽ)に数えられています。

百舌鳥古墳群名前の由来

百舌鳥古墳群はなぜ百舌鳥なのでしょうか?
その由来は地名からきているとの事ですが、『百舌鳥』という地名は仁徳天皇時代から呼ばれその由来は日本書紀に記されています。

  • 仁徳天皇陵が作られ始めた頃に、野原から走ってきた鹿がいきなり倒れたので傷を探したすると、百舌鳥が耳から出てきて飛びさった。
    鹿の耳を見ると、耳の中が食いかじられていたので百舌鳥耳原と呼ぶ様になった。

百舌鳥がそんなことをする様にには思いませんが、一説には鹿や百舌鳥は神の化身を現すのではないかと言われています。

おっかねえ鳥『百舌鳥』

百舌鳥古墳群 アクセスと地図

百舌鳥古墳群までは

  • JR大阪駅からJR関空快速でJR三国ヶ丘
    乗り換えて JR阪和線普通で JR百舌鳥駅
  • JR関西国際空港駅から JR関空快速でJR鳳駅
    乗り換えて JR阪和線普通で JR百舌鳥駅

    出典:百舌鳥・古市古墳群

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百舌鳥古墳群を観光・楽しむには?

そんな世界一の古墳『百舌鳥古墳群』ですが残念ながらエリアに入っての見学はできません。
なので、今日は中に入らなくても『百舌鳥古墳群』『仁徳天皇陵古墳』を堪能する方法をあなたにお教えします!

仁徳天皇陵古墳を実際に散策してみたい

百舌鳥古墳群は中には入ることは叶いませんが、お堀の外側から見る事は可能です。

仁徳天皇陵古墳の外側は整備された遊歩道となっていてその周囲の長さは2.85㎞かなり歩きごたえのある距離ではありますが実際に行って間近に見る事でその大きさを知る事ができます。

また、現在は遊歩道から眺めるだけで景色としてはそこまで栄えないですが、今堺市では仁徳天皇陵古墳の周りに高さ12mのデッキを設置する計画があります、そのデッキの下には古墳群の成り立ちなどを開設するガイダンス施設も整備されるとのことで期待が高まりますね。

外周にある道しるべ

仁徳天皇陵古墳の拝所

空から百舌鳥古墳群を楽しみたい

先ほども言った通り400m以上もの大きさがある百舌鳥古墳群は地上からは勿論、少しの高台程度では全貌を見ることはできません。

堺市役所

しかし、嬉しいことに古墳の近くに『堺市役所』があります。
堺市役所は21階に全面ガラス張りの展望台があり入場は無料です、そのおかげで高さ80mの高さから仁徳天皇陵やそれ以外の古墳、周囲を一望できます。

コンクリートジャングルの中に見える古墳は特別な雰囲気と、古墳が守られてきた歴史を知る事ができますし夜には夜景も楽しめます。

堺市役所 展望台アクセス
  • 住所 堺市堺区南瓦3−1
  • 営業時間 月曜〜金曜 午前9時〜午後5時半
  • アクセス
    南海電鉄高野線 『堺東駅』西出口からバスロータリー方面に200m
    南海電鉄南海線 『堺駅』 南海シャトルバス(堺東駅前行き)『堺市役所前』
  • 展望台は高層館21階にあります

ヘリコプター

古墳を本当に真上から楽しめる様に堺市でヘリコプター遊覧をしている会社があります。
大人1人あたり25,000円から体験ができる様で飛行時間は20分程、大阪に行った時にはヘリコプター初体験を兼ねてやって見るのも良いかもしれませんね!

最新技術で百舌鳥古墳群の中まで楽しみたい?

ヘリコプターに乗らなくとも百舌鳥古墳群を空からさらには中まで体験する方法もあります。

堺市博物館

空からそして中から楽しむ方法は『堺市博物館』にあります。
堺市の歴史や文化について展示物があるこの博物館には、最新技術VRを使い百舌鳥古墳群を体験できるツアーがある様です!

VR用の機械を装着し、上空から百舌鳥古墳群をみてみたり過去の再現映像を使い古墳が誕生した当時の古墳内部の状況を体験できる様で、実際には中に入れない百舌鳥古墳群を120%体験できますし、その他の展示物を見る事で歴史は背景の理解を深めることができます。

堺市博物館 アクセス
  • 大阪府 堺市 堺区 百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内
  • 博物館入館料200円
    VR体験は別途800円かかります。
  • 開館時間 午前9時半〜午後5時15分
  • 休館日  月曜日(祝日・休日の場合は開館)
    年末年始
  • アクセス
    JR西日本阪和線『百舌鳥』駅から500m
    南海バス『堺市博物館前』から280m
  • 駐車場
    2時間まで200円以後1時間100円

出典:堺博物館

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最後にまとめ

今日は『百舌鳥古墳群』や『仁徳天皇陵』についての歴史やアクセスそして様々な楽しみ方についてお話ししました。

  • 百舌鳥古墳群の中でも『仁徳天皇陵』は国内最大の古墳
  • 仁徳天皇陵中に入る事はできないが外周の遊歩道を歩き外から見る事は可能
    12mのデッキを作る計画がある
  • 堺市役所の21階展望台から見る事ができるが巨大すぎて全体は見えない
  • ヘリコプターで上空から見る事ができる
  • VRで上は勿論、中や過去までみれる

百舌鳥古墳群が世界遺産に登録されて、大阪初の世界遺産になると嬉しいですね!

因みに『前方後円墳』はその名のとおり、丸い方が後ろです最近まで逆だと勘違いしてました。

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